湿板写真という歴史的な写真技法でポートレートを撮影しています。この技法は、坂本龍馬の有名な写真にも使われており、銀とコロジオンという薬品を使ってガラス板に像を描きます。出来上がった写真は、化学反応の跡が残りデジタル写真では得られない印象的な仕上がりです。

主に家族やダンサーの写真を撮影していますが、独特のファッションスタイル（民族衣装など）の写真にも興味があります。今後は活動の幅を広げ、湿板写真の特徴を活かして被写体の"ありのまま"を捉えるポートレートプロジェクトを始めたいと考えています。